仕事帰りに夜行バスで姫路へ。姫路城や赤穂大石神社など、歴史と風情を感じる2泊3日の女子ひとり旅を紹介します。楽天トラベルの高速バス予約で、気軽に週末リフレッシュ!
前編です。
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。楽天トラベルなどを利用した旅の情報を紹介しています。
東京から夜行バスで姫路へ|WILLER EXPRESSで快適な夜旅
10月11日(土曜)の夜、東京駅八重洲口のバスターミナルから出発。
利用したのは、WILLER EXPRESSの夜行バス(コースNo.162231227)。
21:55発で、翌朝7:50ごろには姫路駅南口に到着します。
深夜発でも座席がゆったりしていて、女性ひとりでも安心。
リクライニングと寝顔を隠せるカノピー(フード)つき、ブランケットも用意され、ぐっすり眠れました。
休憩は2回、12時前に海老名サービスエリアで約20分、その後は朝の3時過ぎにあったのですが、すっかり熟睡していて、途中降車場の神戸のアナウンスで目が覚めました。
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姫路城を歩く日は、できるだけ身軽に。荷物は駅で預けてラク旅に
姫路城は広く、見どころもたくさん。
せっかくなら、手荷物を気にせずゆっくり歩きたいですよね。
私はチェックイン前でしたが、泊まる予定のホテルアルファーワン姫路駅南口で荷物を預かってもらいました。
ホテルによっては、チェックイン前でも快く対応してくれるところが多いので、ひとこと確認してみるのがおすすめです。
もしホテルが駅から少し離れているときや、到着後すぐに姫路城へ行きたいときは、姫路駅のコインロッカーが便利。
大きめスーツケースも入るロッカーが多く、設置場所もわかりやすいですよ。
姫路駅のコインロッカー場所と料金
| 場所 | 料金の目安 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| JR姫路駅 改札内(東口・西口付近) | 小:300円/中:500円/大:700円 | 改札を出ずに預けられて便利。ICカード利用OK。 |
| JR姫路駅 北口コンコース(おみやげ街道前) | 小:300円/中:500円/大:700円/特大:900円 | キャリーケース対応サイズあり。観光客に人気の場所。 |
| 山陽姫路駅(地下通路側) | 小:300円/中:500円/大:700円 | 山陽電鉄を使うときにも便利。 |
| ピオレ姫路 地下1階入口付近 | 小:300円/中:500円 | ショッピング前に荷物を預けるのにぴったり。 |
観光の途中で「荷物が重いな…」と感じることがないように、
出発前にロッカーへ預けておくだけで、1日がぐっと軽やかになります。
姫路城へ行く前に…名物アーモンドトーストでモーニング@はまもとコーヒー
姫路城を回る前、少し時間があったので、地元で愛される名店 はまもとコーヒー に立ち寄りました。
ここでは、姫路名物の「アーモンドトースト」が定番。軽めのモーニング気分にもぴったりです。
店内はクラシックで落ち着いた雰囲気。席に座ると「モーニングをお出しできますが…」と店員さん。
コーヒーを頼むと、トーストとゆで卵がセットでついてくるモーニングサービス。
こちらも一緒にいただいて、軽めのはずがしっかりモーニングになりました。
☕ はまもとコーヒー 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | はまもとコーヒー(Hamamoto Coffee) |
| 住所 | 兵庫県姫路市二階町49(みゆき通り商店街内) |
| 電話 | 079-282-2233 |
| 営業時間 | 7:00~18:00(L.O.17:30) |
| 定休日 | 毎週木曜日 |
| アクセス | JR/山陽電鉄「姫路駅」より徒歩5〜8分ほど。みゆき通り商店街を北へ。 |
| 支払方法 | 現金のみ(クレジットや電子マネーは利用不可) |
| 駐車場 | なし(近くのコインパーキングを利用) |
| 代表的な価格 | ブレンドコーヒー:500円、アーモンドトースト:500円 |
人気店なのでお昼ごろ通りかかったら、待ちが出ていました。早めの来店がおすすめです。
さあいよいよ国宝、姫路城へ。姫路城をより深く楽しむなら、シルバーガイドさんの案内がおすすめ
私は、事前予約の枠がいっぱいで「もう無理かな」と思っていましたが、当日、受付場所で偶然あいていた枠に声をかけてもらい、念願のシルバー観光ガイドさんの案内に参加できました。本当にうれしくて、やっぱり行く予定が決まったら、事前予約を強くおすすめします。
ガイドさんは、スーッと素通りしてしまいそうな細かなポイントに立ち止まり、歴史の裏話や城の構造について、他のお城との比較を交えながら楽しく案内してくれます。
また、光や背景を見て「写真にいい場所はこちら」など声をかけてくれ、旅の思い出に残る一枚を一緒に撮ってもらえることも。
長年の経験を持つガイドさんならではの語り口と人柄で、世界遺産・姫路城の奥深さをぐっと引き出してくれるひとときを体験できます。
姫路城シルバー観光ガイド 基本情報まとめ
以下は、姫路城シルバー観光ガイドの最新公式情報に基づいた、料金・所要時間・受付方法などの概要です。予約や当日の利用の参考にしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ガイド料金(姫路城) | 3,000円/ガイド1名 |
| 所要時間(姫路城コース) | 約1時間45分 |
| 受付時間 | 午前9時 ~ 午後4時(ガイド受付) |
| 受付場所 | 姫路城入場券販売窓口に隣接するガイド受付窓口 |
| 予約方法 | 事前予約(電話またはFAX)または、当日空き枠対応可 |
| 連絡先(電話/FAX) | 079-288-4813 |
| 備考 | 別途、姫路城の入城料が必要な点に注意 |
| 公式URL | 姫路城シルバー観光ガイド/公益社団法人姫路市シルバー人材センター |
私が感じたシルバー観光ガイドさんの魅力
実際に案内してもらって、特に「ガイドあり」で良かったと感じた点を3つ挙げます。
- ① 見落としがちなポイントに気づける:石垣の組み方、柱の痕、隠し通路のような場所など、ひとりで歩いていると通り過ぎてしまう構造を丁寧に解説してもらえます。
- ② 撮影スポットを案内してもらえる:背景や光の向き、構図を考えたうえで「ここで撮りましょう」と声をかけてくれて、写真の満足度が上がります。
- ③ 歴史ストーリーと比較で理解が深まる:姫路城の築城背景や修復の過程、戦国時代の攻防、他の名城との違いなどを交えた話で、城全体の魅力が立体的に伝わります。
ガイド付きで回ることで、ただ歩くだけでは見えない姫路城の裏側に触れられる、贅沢な時間を過ごせます。
ガイドさんおすすめの写真スポット、ほんの一部をご紹介📷



まねき えきそば 姫路城前店で、姫路城を眺めながらランチ
姫路城のすぐ前にある「まねき えきそば 姫路城前店」。観光の合間に立ち寄りやすく、旅の途中でほっと一息つけるお店です。
- 2階建ての店内は、1階がカウンター中心、2階はテーブル席とカウンター席。
- おすすめは2階の窓際席! 姫路城の天守がしっかり見えて、まるでお城を独り占めしているような気分に。
- 席数は40席ほどで全席禁煙。ゆったり落ち着いた雰囲気です。
- お昼どきは混み合うので、窓際席を狙うなら少し早めの時間がおすすめ。
- お城の白壁がきれいに見える午前中〜昼前が、写真を撮るにもベストタイムです。
私は2階のカウンター席で「ごぼう天えきそば」を注文。窓の向こうに姫路城を眺めながら食べるえきそばは、いつもよりちょっと特別な味でした。
姫路の「えきそば」は、やさしい和風だしがほんのり染みる、ほっとする味でした。中華麺のやわらかさがまた心地よくて、どこか懐かしい気分に。駅そば発祥の味をこうして旅先で味わえるのが、なんだか嬉しくなりました。
▶ 窓際席は人気なので、開店直後の入店がおすすめ。観光前のブランチにもぴったりです。
まねき えきそば 姫路城前店の基本情報
- 住所:兵庫県姫路市本町68
- アクセス:JR姫路駅から徒歩約15分。姫路城の大手門をくぐってすぐ左手。
- 営業時間:10:00〜17:00(季節により変動あり)
- 定休日:不定休(年末年始など)
- 席数:約40席(1階・2階あり/全席禁煙)
- 人気メニュー:えきそば(天ぷら・ごぼう天・えび天など)
- ポイント:2階の窓際席からは、姫路城の天守がきれいに見えます。
- 支払い:現金・一部電子マネー対応
- 公式サイト:まねき食品公式サイト
- Googleマップ:まねき えきそば 姫路城前店
▶ 姫路城観光の合間に、軽めのランチやおやつ代わりにぴったり。
▶ 窓際席が空いていたら、ぜひお城ビューを堪能してみてください!
姫路市立美術館|赤レンガの洋館でアートと歴史を感じる時間
姫路城のすぐそばにある赤レンガの建物。かつて旧陸軍の施設や市役所として使われていた建物を、美術館として再生したのが「姫路市立美術館」です。重厚なのにどこか温かみがあって、庭園を歩くだけでも気持ちが落ち着きます。
広い芝生の敷地内にゆったりと建つ、なんと明治38年築のレンガ造り。一見の価値ありです。
明治~昭和初期の洋館も好きなので、窓枠の白鷺やその立派なたたずまいに大興奮でした。



- 📍住所:兵庫県姫路市本町68-25
- 🕙開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 💰入館料:大人200円、高・大学生150円
- 🚪休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休)
モネやマティスなどの名画が並ぶ常設展も見ごたえあり。大きな窓からは姫路城の白壁がちらりと見えて、芸術と歴史が同じ空気の中で息づいているような時間が流れていました。
現存12天守の模型が一堂に!兵庫県立歴史博物館の「日本の城大百科」
兵庫県立歴史博物館(姫路市本町68番地)では、現存する12天守を1/50スケールで再現した模型が一堂に会する「日本の城大百科」展示が行われています。これらの精巧な模型は、城好きにはたまらない魅力を持ち、各地の城の特徴や歴史を学ぶ絶好の機会です。
「日本の城大百科」展示の魅力
| 特徴 | 詳細内容 |
|---|---|
| 展示内容 | 現存する12天守と寛永度江戸城天守(3代目)を1/50スケールで再現した模型 |
| 展示方法 | 模型やパネルを用いて、各城の特徴や歴史を紹介 |
| 展示場所 | 兵庫県立歴史博物館 2階「日本の城大百科」ゾーン |
| 入館料 | 無料ゾーン(1階)と有料ゾーン(2階)で構成 |
| 開館時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
| アクセス | JR姫路駅から徒歩約15分 |
他の注目展示と見どころ
| 展示名 | 内容概要 |
|---|---|
| 姫路城大解剖 | 世界遺産・国宝姫路城の大天守東大柱や、昭和の大修理時に復元の根拠となった鯱(しゃちほこ)などを展示 |
| ひょうご五国のあゆみ | 兵庫県の成立に至る古代から近世に至る歴史と、近現代のあゆみを紹介 |
| こどもはくぶつかん | 江戸時代から現代までのこども文化を紹介する11万点にも及ぶ児童文化史資料「入江コレクション」を中心に展示 |
| ひょうごの祭り | 県内各地の祭りと民俗芸能を資料や模型、映像を交えて紹介 |
| 特別展示室 | 特別展や企画展等の展覧会を実施(例:「描かれたお城と城下町 -築かれた城・理想の城・古城-」) |
アクセス情報
- 所在地: 兵庫県姫路市本町68番地
- アクセス: JR姫路駅から徒歩約15分
- 開館時間: 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)
「日本の城大百科」展示では、現存する12天守の精巧な模型を間近で見ることができ、各城の特徴や歴史を学ぶことができます。また、姫路城の大解剖や兵庫県の歴史、こども文化など、多彩な展示が楽しめます。城好きの方には必見のスポットです。
館内には、精巧に再現された15分の1スケールの姫路城の他、現存模型があり、上から見下ろすとまるで空からお城を眺めているよう。展示内容もやさしくて、地元の暮らしやお祭りなど、姫路の文化を身近に感じられる内容でした。
前編まとめ:姫路城と美術館を満喫した女子ひとり旅
東京から夜行バスで姫路に到着し、荷物を預けて身軽にスタート。姫路城の圧倒的な存在感と細やかな歴史、シルバーガイドさんの案内で学ぶ奥深さを堪能しました。地元で愛されるはまもとコーヒーのアーモンドトーストや、えきそばでランチを楽しみ、姫路市立美術館ではアートと歴史の融合を体感。
前編での旅のポイント
- 夜行バスで快適に姫路入り。座席やカノピー付きで女性ひとりでも安心。
- 荷物はホテルや駅のコインロッカーに預けて、姫路城観光を身軽に。
- はまもとコーヒーで名物アーモンドトーストを楽しむモーニング。
- シルバー観光ガイド付きで姫路城を深く理解。見どころや撮影スポットも案内してもらえる。
- まねき えきそば姫路城前店で窓際席から姫路城を眺めながらランチ。
- 姫路市立美術館で赤レンガ建築と芸術作品を堪能。歴史と文化を身近に感じる。
- 兵庫県立歴史博物館「日本の城大百科」で現存12天守の模型を一堂に楽しむ。
前編では、姫路の歴史・文化・グルメをゆったり満喫しました。
後編では、姫路名物の夕飯や日本酒を楽しみながら、翌日には赤穂市を訪れる2泊3日の旅の後半をご紹介します。
→ 後編につづく


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