cmoの次に行きたい旅、50代女性ひとり旅におすすめ世界文化遺産『長崎・軍艦島』上陸ツアー完全ガイドby楽天トラベル

城、寺、旅

東京から行く「50代女性ひとり旅、次に行きたい旅」は、海と近代遺産を静かに楽しめる長崎・軍艦島が候補です。上陸の仕組みや予約のコツ、しっかりチェックして安心して出発したいので、まとめてみました。
※本記事には、航空券や宿泊、軍艦島ツアーなどの予約に関するアフィリエイト広告を利用しています。ご紹介する情報を参考にして、旅の計画にお役立てください。

軍艦島への上陸ツアーの仕組みと選び方

軍艦島に上陸できるのは、長崎市が許可した上陸ツアーに参加する場合のみで、ツアー会社によって料金、出航地、解説内容が異なるため、複数のツアーの内容をみて、自分のペースに合ったプランを選びましょう。

上陸できるのは認可ツアーのみ

軍艦島への上陸は、個人では行えず、長崎市が認可したツアー船会社が運航する上陸ツアーに申し込む必要があります。船内ではガイドが安全説明を行い、島内では指定されたエリアのみ見学が可能です。立ち入り制限があるのは、世界文化遺産であるこの島の保存状態を守るためです。

軍艦島上陸ツアー比較表|上陸可否・料金・特徴のまとめ

長崎港発の軍艦島上陸認可ツアーは複数あります。それぞれ料金や出発地、所要時間、船の特徴や解説内容もさまざまです。ひとり旅や50代女性でも安心して選べるよう、代表的な運航会社を比較表にまとめました。

運航会社名出発地(代表)料金目安(大人)早割料金所要時間目安上陸可否・特徴揺れにくい船・座席情報
やまさ海運長崎港大波止 元船桟橋約4,700円+上陸料310円早割あり(約3,800円〜)約2時間30分(例:9:00〜11:30)上陸ツアー可。大きめの船で揺れに強く、初めてでも安心。ガイド解説あり。大型双胴船タイプ。後方中央席が揺れにくい。
軍艦島クルーズ株式会社長崎港 元船桟橋約3,600円+上陸料310円早割・ネット割あり(約3,300円〜)約3時間20分(例:9:10〜12:10)料金が比較的安くコスパ重視派に人気。デッキ席からの眺望良好。中型船。1階中央席が比較的安定。屋外デッキは風の影響あり。
シーマン商会長崎市旭町約3,600円+上陸料310円公式早割あり(約3,300円〜)約2時間30分(例:10:30〜13:00)少人数制。丁寧なガイドで学びたい人に向く。落ち着いた雰囲気。小型船。揺れに弱い人は中央より前方の席がおすすめ。
軍艦島コンシェルジュ長崎市常盤町(常盤ターミナル)スタンダード約5,500円〜早割あり/プレミアム席(約9,000円〜)約2時間45分(例:10:30〜13:15)デジタルミュージアム入館付き。サービス重視型。プレミアム船「ブラックダイヤモンド」。広めの座席で快適。
第七ゑびす丸長崎港(チャーター制)1隻定額(例:1〜4名で24,000円)なし約1時間30分(例:10:00〜11:30)少人数貸切可。静かに見学したい人向け。天候で変更あり。小型船。揺れに敏感な方はおすすめしにくい。

上陸料と予約時の注意点

  • 上陸料(長崎市施設使用料)は別途必要です(大人310円・小学生150円)。
  • 上陸は天候や波の影響で中止になることがあります。その際は「周遊ツアー」に変更される場合があります。
  • 出発時刻や所要時間は季節・海況により変動します。予約前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
  • 船酔いが心配な場合は、前方または中央の座席を選ぶのが安心です。
  • 長崎港からのアクセスは、路面電車「大波止」または「出島」電停が便利です。
  • 防波堤のないエリアを通過するため、風の強い日は体温調節用の上着を持参すると快適です。

どのツアーを選ぶか迷ったら

ゆったりと安心重視なら やまさ海運 →公式サイトへ
コスパ重視なら 軍艦島クルーズ →公式サイトへ
少人数で落ち着いた雰囲気なら シーマン商会 →公式サイトへ
特別感・快適性を重視するなら 軍艦島コンシェルジュ →公式サイトへ
貸切体験をしたい場合は 第七ゑびす丸 →公式サイトへ

それぞれのツアーに個性があります。旅の目的や好みに合わせて選べば、軍艦島の歴史と迫力を安心して楽しむことができます。

海に眠るダイヤモンド:軍艦島へのひとり旅のきっかけ

長崎県の端島(通称・軍艦島)へのひとり旅を決意したのは、TBSのドラマ『海に眠るダイヤモンド』がきっかけでした。1950年代の炭鉱島と現代の東京を舞台に、神木隆之介が演じる鉄平と玲央の二役を通じて描かれる人間ドラマに心を打たれ、実際にその地を訪れ、歴史と人々の想いに触れたくなったのです。

ドラマ『海に眠るダイヤモンド』の魅力

  • ストーリーの概要
    • 1955年、長崎県・端島。炭鉱業で栄えた島に生まれ育った鉄平(神木隆之介)は、島外の大学を卒業後、地元の炭鉱会社に戻る。
    • 現代の東京では、ホストとして生計を立てる玲央(神木隆之介)が、謎の婦人・いづみ(宮本信子)と出会い、端島を訪れることになる。
    • 二つの時代が交錯し、家族、友情、労働、愛といったテーマが描かれる。
  • ドラマの魅力
    • 神木隆之介の一人二役の演技が光る。
    • 鉄平、朝子、百合子、賢将、それぞれに壮大な人生があり、人物が皆、魅力的。
    • 荒木家の過酷な運命を、懸命にひたむきに生きている様子に勇気をもらえた。
    • 端島の活気ある生活の様子がとても細かく描かれていて、その時代を生きている感覚。
    • 野木亜紀子の脚本と塚原あゆ子の演出が織りなす緻密なストーリーテリング。
    • King Gnuによる主題歌「ねっこ」がドラマの世界観を引き立てる。

端島の歴史とその変遷

  • 端島の歴史
    • 江戸時代から明治時代にかけて、石炭の採掘が行われ、急速に発展した島です。
    • 明治時代後期から昭和時代にかけて、世界初の鉄筋コンクリート製の集合住宅が建設されるなど、近代的な都市構造を持つ島として注目されました。
  • 全盛期の様子
    • 最大時には、約5,300人が住んでおり、世界で最も人口密度が高い島として知られていました。
    • 炭鉱労働者のための住宅、学校、病院、商店など、生活に必要な施設が整備され、独自のコミュニティが形成されていました。
  • 移住と閉山の理由
    • 1960年代後半から石炭の需要減少に伴い、採掘が困難となり、1974年に閉山されました。
    • 閉山後、住民は他の地域へ移住し、島は無人島となりました。
  • その後の島民たち
    • 移住した元島民たちは、長崎市内や他の地域で新たな生活を始めました。
    • 現在でも、端島での生活や炭鉱での経験を語り継ぐ活動が行われています。

ドラマ『海に眠るダイヤモンド』を通じて、端島の歴史や人々の暮らしに触れることができ、実際にその地を訪れたいと強く思いました。軍艦島は、過去の栄光と現在の静寂が共存する、歴史の証人としての存在です。

東京から長崎へのアクセスとモデル日程

東京から長崎へは、飛行機が最も効率的です。早朝便を利用すれば1泊2日でも軍艦島上陸が可能です。移動の流れとモデル日程を確認しましょう。

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1泊2日で楽しむモデルコース①

  • 1日目
    • 午前:飛行機で長崎へ移動
    • 午後:軍艦島クルーズに参加
    • 夜:長崎市内のホテルにチェックイン、ゆったり休憩
  • 2日目
    • 午前:長崎市内観光(稲佐山の展望台で市内を一望)
    • 昼:中華街でランチ&散策
    • 午後:グラバー園や眼鏡橋などを散策
    • 夕方:空港へ移動、帰路

1泊2日で楽しむモデルコース②

  • 1日目
    • 午前:長崎空港到着後、レンタカーまたは公共交通で市内へ
    • 午後:軍艦島クルーズで上陸体験
    • 夕方:ホテルにチェックイン後、稲佐山の夜景を鑑賞
  • 2日目
    • 午前:長崎中華街で朝食&散策
    • 午前~昼:グラバー園や出島周辺を観光
    • 昼過ぎ:長崎駅や空港に移動、帰路

上陸が中止になった場合の代替プラン

海が荒れると、軍艦島の上陸は中止になることがあります。しかし、多くのツアーでは「船上見学プラン」へと切り替わり、船の上から間近に島を眺めることができます。波をかき分けながら近づく船上からの光景は、まるで映画のワンシーンのよう。コンクリート群が海に浮かぶ姿は圧倒的で、上陸できなくても十分に迫力を感じられます。

船上からは、廃墟となったアパート群や煙突跡、かつての学校などを、ガイドの解説とともに観察できます。天候によっては光の差し込み方や波の音が変化し、刻々と表情を変える島の姿に見入ってしまうことでしょう。上陸できなかった残念さよりも、「軍艦島という存在そのもの」を体感する時間として、特別な思い出になります。

船上見学と長崎観光の楽しみ方

上陸が中止になった場合でも、長崎には見どころがたくさんあります。船上見学を終えた後は、市内観光に切り替えてゆったり過ごすのがおすすめです。グラバー園大浦天主堂など、長崎港周辺には徒歩圏内の歴史スポットが多く、異国情緒あふれる街並みを楽しめます。

また、夕方には稲佐山の夜景を眺めたり、長崎中華街で名物グルメを味わったりと、上陸中止の日でも旅の満足度を高める過ごし方が可能です。天候に左右されやすい軍艦島観光だからこそ、こうした代替プランを考えておくと、安心して旅を楽しめます。

まとめ

長崎の軍艦島へ東京から向かう50代女性ひとり旅を安心して楽しむために、押さえておくべきポイントをわかりやすく整理しました。旅前の準備から当日の過ごし方、代替プランまでを短くまとめます。

  • 上陸は認可された上陸クルーズの参加が必須、個人で勝手に上陸できない
  • 船の運航は天候と波に左右されるため、事前に欠航情報を確認する習慣をつける
  • 公式サイトでの直接予約が最新の運航情報とキャンセル規約を把握しやすい
  • 東京発は早朝便利用で1泊2日のモデル日程が無理なく回せる可能性あり
  • 乗船時の集合場所と時間を余裕をもって確認、遅刻は上陸に直結するリスクあり
  • 船酔い対策(薬や座席選び)と防寒対策を用意すると快適度が上がる
  • 島内は段差や階段が多く、歩きやすい靴と無理のない行程が重要
  • 上陸中止でも船上見学は景観を十分に楽しめるため期待値を調整しておく
  • 長崎市内のグラバー園や中華街、稲佐山の夜景を組み合わせると満足度が高まる
  • 予約は航空+宿は楽天トラベル等で比較、上陸クルーズは船会社公式で確保が効率的

最後に一言:安全第一で、計画をたててきっと、実現させたい。また行ったブログ書きます。

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